人間ドック レディースコース
当センターのベーシックな人間ドック(スタンダードコース)に加え、乳がん検査・子宮がん検査など女性のための検査も行います。全身の健康状態と婦人科系疾患のチェックが一度にできるため、女性におすすめのコースです。
※妊娠中及び妊娠の可能性がある方は健康診断のご受診はお控えください。
■マンモグラフィ
乳腺専用のX線装置で乳房を挟み撮影します。乳がんの初期症状である微細な石灰化を発見し、乳がんの早期発見に有効です。撮影は1方向もしくは2方向から行います。
※妊娠中・授乳中の方は受診できません。
■乳腺超音波検査
乳腺を超音波で検査し、自己チェックでは発見できない小さな乳腺内のしこりの有無やしこりの形状・広がりなどを確認します。乳腺密度の高い人や若い人に適しているといわれています。放射線被ばく、痛みがないのも特徴です。
■子宮頸がん検査(頸部細胞診)
子宮の入り口にあたる部分をブラシ等でこすって細胞を採取し、がん細胞の有無を顕微鏡で調べます。定期的な受診によりがんに進行する前に発見することが大切です。20歳以上の方は2年に1回の受診が推奨されています。
■子宮頸がんウイルス検査(HPVウイルス)
子宮頸がん検診を受ける方のみ対象の検査です。子宮頸がん検査で採取した細胞からHPVウイルス(ヒトパピローマウイルス)の有無を調べます。HPVウイルスは子宮頸がんをはじめとする複数のがんの発症に関係していると言われています。
■乳がん・子宮頸がん検診セット
女性特有の病気である乳がんと子宮頸がんの検診をセットで受診していただけます。乳がん検診はマンモグラフィ検査と乳腺超音波検査のどちらかお好きな方をお選びいただけます。
■婦人科系検査(CA125/CA15-3/CA72-4)
乳がん、子宮がん、卵巣がんのスクリーニングに用いる腫瘍マーカー(血液検査)です。子宮体がんや卵巣がんの他、臓器がんや悪性胸膜炎、腹膜炎でも診断指標として有用です。
■甲状腺検査(TSH/FT3/FT4)
甲状腺疾患は特に女性に多いとされています。血液検査で甲状腺ホルモンを調べることで、バセドウ病・橋本病・甲状腺腫瘍などの診断のもとになります。症状がなくても5年に1回の受診をおすすめします。
■骨密度検査(超音波検査)
かかとの骨に超音波をあてて骨密度を測定します。女性は男性よりも骨粗しょう症にかかりやすいと言われています。若年層の方でも将来の骨粗しょう症のリスクに備えて、定期的にチェックしていくことが大切です。