■各部位ごとのオプション検査項目
脳
【検査で発見されやすい病気】
脳梗塞、脳出血、くも膜下出血など
脳や脳血管の状態を調べ、脳梗塞などの脳血管疾患の早期発見の糸口になります。家族に脳血管疾患にかかった方がいる、めまい・耳鳴り・頭痛が気になる、40歳以上の方におすすめです。
※こちらの検査は提携医療機関にて実施します。
※必ず事前のご予約が必要です。
眼
【検査で発見されやすい病気】
緑内障、視神経乳頭陥凹拡大、網膜剥離、高血圧性、動脈硬化、糖尿病など
眼底検査はカメラで目の奥を撮影し網膜や血管などに異常がないか観察します。眼圧検査は眼球に空気を吹き付けて眼圧を測定します。家族に緑内障にかかった方がいる、40歳以上、糖尿病、高血圧、片頭痛などがある方におすすめします。
甲状腺
【検査で発見されやすい病気】
バセドウ病、橋本病、甲状腺腫瘍など
血液検査TSH、FT3、FT4で甲状腺機能を調べます。甲状腺異常の大部分を占めるバセドウ病、橋本病、甲状腺腫瘍などの診断のもとになります。症状がない方も5年に1回の受診をおすすめします。
心臓
【検査で発見されやすい病気】
心疾患、心不全、動脈硬化など
心臓の健康状態をチェックする血液検査(NT-proBNP)です。BNPは心臓への負担が大きいほど多く分泌されるホルモンで、軽度の心疾患や心不全の早期発見の糸口になります。
肺
【検査で発見されやすい病気】
肺がん、肺気腫、肺炎など
らせん状に放射線を照射し、人体を輪切りにした状態の画像を撮影します。肺の隅々までを検査するため早期の小さな異変の発見につながります。家族に肺の病気にかかった方がいる、たばこを吸う、受動喫煙が気になる、40歳以上の方におすすめします。
※必ず事前のご予約が必要です。
胃
【検査で発見されやすい病気】
胃がん、食道がん、胃・十二指腸潰瘍、胃ポリープ、ピロリ菌の有無など
内視鏡カメラで食道、胃、十二指腸を観察し、がんを疑う病変があれば内視鏡の先端部分にある部品で組織を採取し診断します。家族に胃がんや食道がんにかかった方がいる、胃痛・胸やけ・胃もたれが気になる、急に体重が減ったという方におすすめします。
※事前のご予約が必要です。
ピロリ菌に感染すると体内に抗体が作られます。その抗体を調べることによって、胃がんの発症に深く関わっているとされるピロリ菌に感染しているかどうかを調べる検査です。胃の不快感を繰り返す方、ピロリ菌の感染が気になる方におすすめします。
胃粘膜萎縮マーカーのペプシノゲン(PG)法と胃潰瘍・十二指腸潰瘍・胃がんの主な原因と考えられているヘリコバクター・ピロリ(H.pylori)抗体価検査を組み合わせて胃の健康度を評価する検査です。
※胃がん検診の代わりになる検査ではありません
消化器
【検査で発見されやすい病気】
大腸がん、胃がん、肝臓がん、膵臓がん、膵炎、脂肪肝、肝硬変、胆石、胆のうポリープ、腎結石など
超音波で肝臓、胆のう、膵臓、脾臓、腎臓、腹部大動脈を観察し、腫瘍の有無や各臓器の形態に異常がないか調べます。家族にがんにかかった方がいる、血液検査で異常があった、生活習慣病が気になる方におすすめします。
※事前のご予約が必要です。
大腸がんを診断する簡易検査で、検便を行い便に血液(ヘモグロビン)が混じっていないかを調べます。
出血が認められた場合は大腸カメラ検査などの精密検査を行うことが大事です。家族に大腸がんにかかった方がいる、血便の症状がある方におすすめします。
※必ず事前のご予約が必要です。
大腸、胃など腹部のがんで(一部の肺がんでも)上昇します。ただし、レントゲンや内視鏡の検査と同時に受けた方がよいでしょう。また喫煙者や糖尿病の方、高齢の方でも高値を示す場合があります。たばこを吸う、生活習慣病が気になる方におすすめします。
※胃がん検診や大腸がん検診の代わりになる検査ではありません。
AFPは胎児の血清中にみられるたんぱく質の一種でPIVKAⅡもたんぱく質の一種です。ともに肝臓がんで出現し腫瘍マーカーとして利用されています。同時に測定することにより、原発性肝臓がんの診断率の向上が望めます。肝炎ウイルスに感染の既往がある、お酒をよく飲む、生活習慣病が気になる方におすすめします。
膵臓の病気は発見がいまだ難しいですが、膵炎や膵臓がんの場合にエラスターゼ1やCA19-9が高値を示し病気の発見の糸口となる可能性があります。家族に膵炎にかかった方がいる、慢性膵炎にかかったことがある方におすすめします。
骨
【検査で発見されやすい病気】
骨粗しょう症
かかとの骨に超音波を当てて骨密度を測定します。
カルシウム不足、更年期前後の女性におすすめします。
血管
【検査で発見されやすい病気】
動脈硬化など
四肢の血圧と脈波を測定する血圧脈波と首に超音波を当て血管の状態を確認する頸動脈超音波を行います。血管の固さとつまり具合などから動脈硬化の進行度を調べる検査です。家族に脳血管疾患にかかった方がいる、たばこを吸う、生活習慣病が気になる方におすすめします。
女性用
【検査で発見されやすい病気】
乳がん、子宮体がん、子宮頸がん、卵巣がん、子宮内膜症、子宮筋腫、ヒトパピローマウイルス(HPV)感染など
乳房を挟んでレントゲン検査を行います。乳がんの初期症状である微細な石灰化を発見し、乳がんの早期発見に有効です。家族に乳がんにかかった方がいる方におすすめします。
※事前のご予約が必要です。
2方向=料金(税込):6,600円
乳腺を超音波で検査し、自己チェックでは発見できない小さな乳腺内のしこりの有無を確認します。乳腺密度の高い人や若い人に適しているといわれています。放射線被ばく、痛みがないのも特徴です。家族に乳がんにかかった方がいる、乳腺が発達している30代以下の女性や授乳中の方におすすめします。
※事前のご予約が必要です。
子宮の入り口にあたる部分をブラシ等でこすって細胞を搾取し、がん細胞の有無を顕微鏡で調べます。20歳以上の方は2年に1回の受診が推奨されています。家族に子宮頸がんにかかった方がいる方、女性全般(特に30歳以上)におすすめします。
※事前のご予約が必要です。
子宮頸がんの原因となるヒトパピローマウイルスの感染の有無を調べます。
30歳以上の方におすすめします。
※子宮頸がん検診を受診される方のみ追加できます。
乳がん、子宮がん、卵巣がんのスクリーニングに用いる腫瘍マーカーです。子宮体部がんや卵巣がんの他、臓器がんや悪性胸膜炎、腹膜炎でも診断指標として有用です。家族に乳がん、子宮体がん、卵巣がんにかかった方がいる方におすすめします。
※子宮頸がん検診やマンモグラフィの代わりになる検査ではありません。
乳がん検診はマンモグラフィと乳腺超音波のどちらかをお選びいただけます。
家族に乳がん、子宮頸がんにかかった方がいる方におすすめします。
※事前のご予約が必要です。
男性用
【検査で発見されやすい病気】
前立腺がん
前立腺がんの腫瘍マーカーとして用いられますが、前立腺に炎症がある場合には、がんでなくても高値となる場合があります。家族に前立腺がんにかかった方がいる方におすすめします。
その他 ウイルス抗体の量やアレルギーの有無を検査します
風疹(三日はしか)に対する抗体の量を調べます。妊娠中の方が周りにおられる方、予防接種を行っていない・行ったかわからない、近くで感染者が見つかった方におすすめします。
麻疹(はしか)に対する抗体の量を調べます。予防接種を行っていない・行ったかわからない、近くで感染者が見つかった方におすすめします。
流行性耳下線炎(ムンプス・おたふくかぜ)に対する抗体の量を調べます。予防接種を行っていない・行ったかわからない、近くで感染者が見つかった方におすすめします。
水痘(水ぼうそう)・帯状疱疹に対する抗体の量を調べます。予防接種を行っていない・行ったかわからない、近くで感染者が見つかった方におすすめします。
39種類のアレルギーの原因を調べられる検査で主要な原因アレルゲンの項目が入っています。